2025/05/22
みなさん、こんにちは!豊見城市豊崎にある豊崎ゆがみ整骨院です。
背骨・骨盤のゆがみ整える整骨院の豊崎ゆがみ整骨院では、さまざまな症状に対しての施術も行っています。
「朝起きたら顎がだるい」「肩こりがなかなか取れない」「頭痛が続いている」――
これらの不調、実は**“食いしばり”が原因**かもしれません。
無意識のうちに歯を強く噛みしめてしまう癖は、現代人に多くみられ、顎まわりだけでなく、首や肩、背中、姿勢全体にまで悪影響を及ぼすことがあります。
今回は、食いしばりが身体に与える影響と、整骨院でできる改善方法について解説します。
◆ 食いしばりとは? なぜ起こる?
食いしばりとは、無意識に強く歯を噛み締めてしまう状態のこと。
本来、上下の歯はリラックスしているときにはわずかに離れており、常に接触しているのは咀嚼時のみです。
しかしストレスや緊張、不安、集中などが引き金になり、歯をグッと噛みしめるクセが習慣化すると、さまざまな問題を引き起こします。
原因としては以下のようなものが考えられます。
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精神的ストレス・睡眠中の無意識行動
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噛み合わせのズレ
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姿勢不良(猫背・巻き肩など)
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顎関節や頸部周囲の筋肉の緊張
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スマートフォンやPC作業の長時間化
◆ 食いしばりで起こる身体の不調
1. 顎の痛み・だるさ・違和感
最も直接的な症状です。
顎関節症の原因にもなりやすく、開口時の違和感や関節のクリック音、痛みが出ることも。
2. 頭痛・偏頭痛
側頭筋や咬筋など、顎を動かす筋肉の緊張が頭部へ波及すると、緊張性頭痛やこめかみ周辺の痛みが出やすくなります。
3. 肩こり・首こり
食いしばりは顎の筋肉だけでなく、首から肩にかけての筋肉も連動して緊張させます。
これにより、肩や首のコリが慢性化したり、上を向きづらくなったりするケースも。
4. 姿勢不良(猫背・巻き肩)
常に筋肉が緊張していると、身体が前方に引っ張られ、**猫背や巻き肩、頭の前傾姿勢(ストレートネック)**へとつながります。
これがまたさらに食いしばりを悪化させるという悪循環に…。
5. 自律神経の乱れ・睡眠の質の低下
食いしばりによる筋緊張は、交感神経を優位にし、リラックスできない状態を生み出します。
寝ている間も顎の筋肉が緊張し続けることで、眠りが浅くなり、寝ても疲れが取れにくい状態が続いてしまいます。
◆ 豊崎ゆがみ整骨院でのアプローチ方法
整骨院では、食いしばりに関連する筋肉や骨格の状態をチェックし、全身のバランスを整えながら改善を目指します。
◉ 顎まわりの筋肉の調整
咬筋、側頭筋、顎関節まわりに対して、優しい手技やトリガーポイント療法を用いて筋肉の緊張を緩和します。
痛みが出やすいポイントを見極め、過度な刺激を避けながら施術します。
◉ 首・肩・背中の筋肉バランスの調整
食いしばりの影響で凝り固まった首や肩、肩甲骨周囲の筋肉を丁寧に緩めることで、姿勢の改善とともに負担を軽減します。
◉ 姿勢矯正・背骨矯正
猫背や頭の前傾姿勢を改善するため、骨盤・背骨のバランスを整え、正しい姿勢をサポート。
このことで、無意識の食いしばりが起こりにくい身体環境をつくっていきます。
◉ 自律神経の安定を促すケア
副交感神経が優位になるよう、深部筋肉のリリースやストレッチ、呼吸指導などを通してリラックスを促す施術を行います。
これにより、睡眠の質向上やストレス軽減にも効果が期待されます。
◆ 自宅でできる対策・セルフケア
整骨院での施術と併せて、以下のセルフケアもおすすめです。
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就寝前のリラックスタイム(深呼吸・湯船につかる)
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顎まわりのストレッチや軽いマッサージ
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「歯を離す意識」を持つ(上下の歯は触れさせない)
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姿勢改善(スマホやPC使用時の首・肩の位置を意識)
◆ まとめ:顎だけじゃない、全身に広がる「食いしばり」の影響
食いしばりは、ただの癖や軽い症状と思われがちですが、実は全身の不調と深くつながっているサインです。
慢性的な頭痛、肩こり、姿勢不良、自律神経の乱れ――。これらが長引いている場合は、一度ご自身の「食いしばり」を見直してみてください。
整骨院では、単に局所の痛みを取るだけでなく、身体全体のバランスから根本的なケアを行うことが可能です。
