2025/05/20
みなさん、こんにちは!豊見城市豊崎にある豊崎ゆがみ整骨院です。
背骨・骨盤のゆがみ整える整骨院の豊崎ゆがみ整骨院では、さまざまな症状に対しての施術も行っています。
現代人にとって、スマートフォンやパソコンは欠かせないツールです。しかしその一方で、目の疲れ・眼精疲労に悩まされる人が年々増加しています。
「目がしょぼしょぼする」「視界がかすむ」「頭が重い」などの症状がある場合、それは単なる目の使いすぎではなく、姿勢や筋肉のアンバランスが原因になっている可能性があります。
今回は、眼精疲労と姿勢・筋肉バランスの関連性、そして整骨院での改善アプローチについて詳しくご紹介します。
◆ 眼精疲労とは
眼精疲労とは、目を使いすぎたことによる一時的な疲れではなく、目の疲労が休息を取っても回復しない慢性的な状態を指します。
以下のような症状が見られる方は、眼精疲労を疑いましょう。
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目の痛み、かすみ、乾き
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頭痛や肩こり
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集中力の低下
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吐き気やめまい
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倦怠感や自律神経の乱れ
こうした症状は、単に目の酷使だけでなく、体全体の状態が関係していることが多いのです。
◆ 姿勢の乱れが眼精疲労を引き起こす理由
1. 頭部前方位(ストレートネック)
スマートフォンやパソコン作業で多い姿勢のひとつが「頭部前方位」です。これは、頭が身体より前に突き出た姿勢で、首の自然なカーブが失われた状態(ストレートネック)です。
この姿勢では、頭の重みを支える首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、血流が悪化して眼への栄養や酸素供給が低下。結果として目の疲れや痛みを引き起こします。
2. 背中・肩の巻き込み(猫背)
猫背も眼精疲労に密接に関係しています。猫背になると胸が圧迫され、呼吸が浅くなり、酸素の供給が全身に行き届きづらくなるのです。
結果、目の筋肉も酸素不足になり、緊張状態が続いて疲れやすくなります。
3. 筋肉バランスの崩れ
身体の一部(特に首・肩・背中)の筋肉だけを使いすぎると、筋肉のアンバランスが生じ、血流や神経伝達に悪影響を及ぼします。
特に、首から目へつながる神経や血管が圧迫されることで、視覚機能の低下や目の違和感が増大するのです。
◆ 整骨院での改善アプローチ
整骨院では、眼精疲労を“目だけの問題”と捉えず、全身のバランスからアプローチします。
🔹 姿勢の評価と矯正
ストレートネックや猫背、骨盤の傾きなど、全体の姿勢を評価し、背骨や骨盤を矯正することで、首や肩にかかる負担を軽減し、眼精疲労の原因を根本から改善します。
🔹 筋肉の緊張を和らげる手技療法
首・肩・背中の緊張した筋肉を手技で丁寧にほぐし、血流と神経の働きを正常化します。特に「後頭下筋群」や「僧帽筋」など、目に関係する筋肉へのアプローチが効果的です。
🔹 トリガーポイント施術
眼精疲労には、肩や首の深層筋に存在するトリガーポイント(痛みの引き金点)が関係していることがあります。そこに適切な刺激を加えることで、目の奥の重さや痛みが軽減されることもあります。
🔹 セルフケアの指導
整骨院では、自宅でできるストレッチや姿勢改善のアドバイスも行っています。再発防止には、日常の習慣改善が欠かせません。
◆ 自分でできるセルフケアの一例
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首の後ろを温める:目の奥の疲れは首の緊張からくることが多いため、蒸しタオルなどで温めると効果的です。
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背中を伸ばすストレッチ:肩甲骨まわりをほぐすことで、姿勢も改善し、眼精疲労も緩和されます。
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目の上下左右運動:長時間パソコン作業をする方は、1時間に数分、目をぐるぐる動かす習慣をつけましょう。
◆ まとめ:眼精疲労は“全身のサイン”
眼精疲労は、目そのものよりも、**姿勢の崩れや筋肉の緊張が引き起こす“全身の問題”**であることが少なくありません。
整骨院では、症状の出ている部位だけでなく、原因となっている全身のバランスや姿勢の崩れに対してアプローチできるため、根本的な改善が期待できます。
